空撮用ラジコン飛行機「Mercury]を購入、機体そのものはほとんど組み立てられていますが、メカ(サーボ、アンプ、受信機、リンケージ)無しキットなので、それらは別購入し自分で組み付ける必要があります。写真は飛行機本体以外のメカ(サーボ、アンプ)、プロポ、バッテリー、充電器などすべてをそろえたフルセットです。(*と言ってもキットがあるわけでもなく自分でそろえました)
箱からパーツを取り出して並べてみました。機体は胴体、主翼(左右分割)、尾翼(水平・垂直)に分解されてて、機体製作といっても胴体に主翼・尾翼を取り付けるだけです。なので組立作業のメインはサーボとリンケージの組み付けです。ブログ用の写真撮影が無ければ半日もあればテストフライまで十分に行けます。
なぜしか、当ブログ管理の小梅さんもお手伝いです。(でもよく見ると、猫パンチしてるようにも見えます、危ない、危ない)
さぁ~、組み立て開始です。同梱されている説明書に従い組み立てます。(書き方はとても簡素です)
垂直尾翼にはこのように長めのボルト2本が埋め込んであります。
そしてこの2本のボルトを写真のように水平尾翼の穴に差し込みます。
ボルトを水平尾翼に貫通させそのまま胴体の取り付け部の穴に差し込み付属のナットで締めます。ローレットになってるので手で絞めていくだけです。簡単!
というわけで尾翼部完成。次はエレベータ・サーボとラダー・サーボの取り付けです。
まずは、サーボテスターでセンター出しをしておいて、サーボホーンを付けます。
ホーンの取り付けはエレベータとラダーで180度逆になります。ロッドアジャスターも付けちゃいます。実はこのサーボに付属のホーンの穴径が1.2㎜で2㎜径のロッドアジャスターが入りませんでした、ミニドリルで穴径の拡張工事をすることで何とか入りました。
胴体内部に装着、サーボ取付板(分かり難いですが写真の中の黒い板状のものです)にネジ止めし、とりあえず目分量で動翼をセンターにしてロッドアジャスターを仮止め。
次はモータの取り付けです。このモーターはキットに付属してたものです、T-MOTORというメーカーで、MS-2208-11、KV=1560、質量=45.6gと、そこそこパワーのあるタイプです。
ネジ固定の前にリード線を這わせておきます。経路はちゃんと確保されてて綺麗に這わせました。
そして、M3の六角ネジ4本で機体に固定です。中にあるので見えないのですが、モーターマウントは頑丈にできてました。(この辺の部分、墜落ダメージの修理に悩みそうです)
スピンナーを外すのに少々苦労しましたが、プロペラを取り付けました。6x4なのでちょっと小さい気がします、あまりあげすぎるとアンプが心配ですがフライトで大きなサイズのペラを試してみたいところです。
とりあえずモーターと繋いで機体内に入れてみました。まだ固定はしてません。
エルロンサーボには延長ケーブル(30cm)が必要です。サーボが翼端方向に付くんでどうしても受信機までの距離が長くなるのです。
主翼下面に、最初からサーボが取り付く穴が型彫りしてあります。単にはめ込むだけです。別購入したロビンの8gマイクサーボがピッタリでした。
エルロン・ホーンと付属のピアノ線(1.2mm)で繋ぎます。ロッド位置は、プロポを使っての調整時に再調整するので、とりあえず仮止め。
エルロンだけでなく、すべての動翼に共通して言えるのですがヒンジが特にあるわけではなくEPO素材そのものでできてるので、最初はすごく固いです。サーボが唸るほどです。そのため、リンケージを付けない状態で手で何十回としごいてやる必要があります。でも、フライトを何回も何回も重ねるとヒンジ部が裂けてきそうですね。ある程度のところでヒンジテープなどで改修工事をした方がいいと思います。
サーボをはめ込んだあと、マニュアルでは接着せよと書いてありましたが、ここはいつものようにグラステープ(18mm)で固定です。
サーボケーブルの埋め込み部分も接着でなくグラステープ(12mm)で留めます。
エルロン・サーボ取付が終了したので、いよいよ主翼左右の合体です。付属のカーボンカンザシを穴に差し込みます。
こちらは、主翼下面です、エルロンケーブルはYケーブルでまとめて一本にしてあります。
サバンナと比べてみました、機体の大きさの違いもさることながら翼の形状が大きく違いますね。仕様的には以下になります。
- Mercury:翼長1400mm、全長1030mm、質量約700g
- Savanna:翼長930mm、全長890mm、質量約300g
だいぶ疲れてきて眠くなってきましたので今日のところはここで終了です。
次回は、仕上げ&調整(重心・プロポ・サーボなど)を書くつもりです。
ではまた。