DJI製のビデオリンク装置Lightbridgeを入手したのでインストールしました。まずはGroundSystem(地上側)をプロポに取り付けます。
1.Lightbridge
GroundSystem(地上側)とAirSystem(機体側)の2つの装置から構成されてます。地上側は通常はプロポに取付、機体側はPhantom2本体に取り付けます。Lightbridgeは単なる画像伝送送受信機というわけではなくて機体制御信号(AIL/ELE/RUD/THRなど)も同時に同じ電波に載せて送受信しています。同じ電波に載せているというのがポイントで、このためGoProのWifi信号を使う時につきまとう電波混信の心配がないということです。
2.GroundSystemの取り付け
プロポハンドルに取り付けました。DJIからLightbridge取付用のアームがオプションとして販売されていますが、取付相手となるプロポハンドルが金属タイプを想定しているためプロポハンドルがプラスティックでできてるT10Jにはすんなり取付できないようです。
ちょうどうまい具合に自転車ハンドルバーにスマホを取り付けるホルダーが手元にあったのでこれを流用しました。
後ろから見た画像です、自転車バーハンドル用ホルダーにはそのままではつかないので4㎜径の穴を開けM4x2のネジで固定しました。(LgihtbridgeのM4x2のタップ穴はDJIの取り付けバー用に既設されているものです)
3.スマホ固定用ホルダーの取り付け
Phantom2から送られてくる画像はLightbridge経由でLCDモニタ(HDMI)かスマホ(USB)かのどちらかで見ることができます。但し、OSD情報はスマホでしか見れないので画像モニタにはスマホを使うことにしました。
スマホホルダーは同様にDJIから発売されてますが、これも金属プロポハンドルが対象なのでT10Jには使えそうにないので、プロポフックエクステンダーとスマホホルダー(カーアクセサリー)を探しまたもや追加工で取り付けました。
スマホを取り付けました、使用したのはAndoridスマホでFujitsuのArrowsX(F-02E)です。
4.配線・接続
2本の配線が必要です。
1)機体制御信号の接続(同梱)
Lightbridge前面のControl In端子とT10Jのトレーナ端子(角型コネクタ)を接続します。
つまり、T10JのRF部は使用しません。(T10Jの電源オン時にRFをOFFすることを忘れずに)
トレーナコード端子を使用することからお判りのように、DJI専用の送信機にはトレーナコード接続用のPPM出力コネクタは使えません。
ということから、Lightbridgeに使用するプロポはPPM出力ができるものなら特に高機能のものは必要ないようです、但し、カメラチルト(X1)、IOC(X2)、GPS選択(U)用に3チャンネル必要なので、エルロン、ラダー、エレベーター、スロットルの4チャンネルも含めてトータル7チャンネルは必要です。(現在は10チャンネルのT10Jを使用)
2)画像信号の接続(同梱)
極めて一般的なUSBケーブルです、但しスマホ側はMicroUSBコネクタになります。
次に機体側のインストール作業ですが、こちらは別記事で書こうかと思います。