FutabaT10Jの設定をいじってみました。
- スロットル・カーブ変更:スティックを下限に下げた時のスロットル値を0%→20%にアップ。⇒スティック下限位置でのモーター停止回避
- エルロン・ラダーMIX:エルロンを切った時にラダーも同時に入るようにする。→エルロン切っただけで旋回できるようにする
スロットル・カーブ変更
T10J設定画面の「スロットルカーブ」を選択
カーブ&設定値を変更
- MIX:INH⇒ONに選択
- SW:SW G(DN)を選択(他のSWを選択してもOKです)
- P-1>0%⇒20%に設定
SW G(UP)時にはデフォルトのリニアカーブが選択できるようにする。
設定後は
SW GのUp/Downでステック下限値スロットル開度の%が選択可能になります、20%のままですと着陸後のモーターオフができなくなりのでこの選択は必須です。(Phantom2バッテリーをオフさせて無理やり停止すればできないことは無いですが。)
数値を調べてみました
この数値(%)を色々と変えてみましたが6%以下ですとモーター停止します、また6.5%ではモーター停止しません。(T10Jでの値設定は0.5%刻みなので)、当然、この数値変更の前にAssistantS/Wでスティック・キャリブレーションは済ませておきます。⇒T値下限は-1000
Phantom2サイドのスロットル値をAssitantS/Wで確認してみました。これから推測するとT値が-900あたりにモーターオン・オフの閾値がある模様。
①P-1=6%の時はT値は-909
②P-1=6.5%の時はT値は-898
テストフライト
Phantom2フライト経験上、スティックを目一杯下げて降下させると姿勢不安定になることから最近は徐々に下げる癖が付いてることから、そんなに不自然さを感じませんでした。
着陸時に降下不足で着地できなくなるのではと心配しましたが、問題なく着地でき今までと余り変わりがない気がしました。
但し、注意があります、SW GをDOWN(下限値20%)させるとモーターのオン・オフができなくなるので離陸前、着陸後はSW GをUPさせてデフォルトカーブに戻す必要があります。
エルロン・ラダーMIX
Phantom2ではエルロンを切ると左右方向に移動するだけで旋回はしません、旋回するにはラダーも切らないとならないわけですがこれをエルロンスティックだけで旋回できるようにMIXを掛けてみました。
T10J設定画面からP.MIX1-6を選択
NOR:1を選択
画面ではAIL→RUDになってますが、これは既に設定済のためです初めての設定ではINHになってます。
設定します
RATEを+35%、-35%にする。これはMIX割合です、エルロンを切った時にラダー舵角を何%入れるかということです、実際にフライトさせながら値を決めた方がいいです。この±35%で実際にフライトさせたところ急旋回ではなく程よい旋回でした。
MIXをオンオフさせるSWとSW方向を選択する、ここではSW FをDOWN(手前)に位置した時にMIXオンとなります。当然、SW FをUP(後)にするとMIXオフになるので単純に横方向移動したい時にはSW Fを後ろ側に倒します。
テストフライト
エルロンを切って傾きながら旋回することがワンアクションでできるようになりました、ラダーだけで高速旋回させるとカーブ外側にオーバーランしそうになるのですが、MIXを掛けると高速旋回が楽になったような感じです(あくまでも感じです)。まだほんの少ししかフライトさせてないのでもっとフライト経験させて詰めて行きたいと思います。
現在のSW設定をまとめると
E4つのSWで機能選択させてます。わからなくなるのでカラー熱収縮チューブを被せてます。
- SW E(緑):IOCモード選択スイッチです、DJIプロポの左肩のSWに相当します。(3点スィッチ)
- SW C(赤):GPSモード選択スィッチです、DJIプロポの右肩のSWに相当します。(3点スィッチ)
- SW F(黄):エルロン・ラダーMIXオンオフスイッチです。(2点スィッチ)
- SW G(青):スロットル・カーブ選択スィッチです、(2点スィッチ)
参考ですが、カラー熱収縮チューブはダイソーに売ってました。これで100円は安いですね。
以上