HJ450 MultiWii QuadCopter:組立編#4 ~MultiWii設定その2、MultiWiiConf接続~

MultiWii設定その2に入ります、前回記事の冒頭で挙げた設定項目の後者部分「設定アプリ(PC、スマホ)で設定する項目」です。

MultiWii内部の設定、モニタリングにはMultiWiiConf.exeというPCアプリを使います。ほぼ同じ機能のMultiWiiWinGUIというアプリもリリースされてますが今回は前者のMultiWiiConf.exeを使っていきます。

  • MultiWiiボードFW動作確認
  • プロポT10J設定&ステック動作確認
  • フライトモード選択とプロポスイッチのアサイン

 MultiWiiConf.exe接続確認

インストール&Java環境

このソフトは、ダウンロードしたMultiWIiファームウェアの中の一部としてリリースされていて解凍したMultiWii_2_3フォルダの中のMultiWIiConfフォルダの中にあります。

インストールといっても、このソフトはインストールタイプのアプリではないのでMultiWiiConf.exeをダブルクリックするだけで起動します。

但し、Java上で動作するのでJava環境を事前にインストールしておく必要があります。

Windows版は32bit版と64bit版がありますが、どちらも差が無く好きな方を使えばいいと思います。但し、Java環境は32bit、64bitのそれぞれを準備しておく必要ありです。(つまり64bit版のMultiWiiConf.exeを動作させようとすれば64bit版のJava環境が必要ということです。)

MultiWii接続

MultiWiiConf.exeを起動する前にFTDI経由でMultiWiiとUSB接続しておきます。でないと画面の中のUSBSerialPortにアサインされたCOMポート番号が選択肢の中に出てきません。

2014-12-17_19h53_25デバイスマネージャーにてUSB Serial Port (COMXn)が確認できたら、MultiWiiConf.exeを起動し、画面左上でそのCOMポート番号を選択し接続します。接続されると背景が茶色⇒緑色に変わります。

MultiWiiとの接続がうまくいくと画面上部の各PID値のカラム内の値がが”0″からデフォルト値に変化するのでわかります。

更に、機体を手で持って前後左右に傾けると画面下の方のグラフが動いていきます。画面右上のメータ(飛行機の操縦席にあるやつ)が機体の傾きを表示していきます。

様子を動画に収めました