HJ450 MultiWii QuadCopter:組立編#11 ~受信機をFrSky Delta8に換装、ついでにブザーも~

寒波襲来で相変わらず引きこもりの毎日です、今日こそはフライトにと思いつつも重い腰が上がりません、というわけでまたまた工作ネタ記事です。今回は以下の2点です。

受信機をFutaba R3008SB ⇒ FrSky Delta8に換装
フライトモード選択用にAUX3、AUX4を使用したくなりCPPM対応受信機に変えることにしました、CPPM対応でなおかつFutabaT10Jでも使えるというFrSKyのDelta8に換装しました。
Buzzerを搭載
キャリブレーションとかACCTrimはMultiWIiボード上のLED(青)で処理エンドが確認できるようになってますがこのLEDはフィールドではとても見辛いのでBuzzerを搭載してみました。

 Futaba R3008SB ⇒ FrSky Delta8換装

GPS搭載でモード選択用のAUXが足りない

ところで、 なぜFrSky Delta8に載せ替えたのかということなんですが、ことの発端はGPS搭載にあります。

GPS搭載により今までのフライトモード切替に更にGPSモード切替が必要になり、AUX1、AUX2では複数モードのコンビネーションにしなければならなくなり、例えばANGLEモード中にBAROモードだけオンオフさせたい、そしてそれとは別にGPSHOLDもオンオフさせてみたい、そして更にHEADFREEモードも個別にオンオフさせたいとかの独立してのモード切替の自由度に制限がかかります、

ということでAUX3、AUX4を追加することでこれを解消しようということです。ちなみに、このAUX3,AUX4はMultiWIiConfig画面(下の画像)にもしっかりと出てきて明らかにこれでフライトモード選択ができるというのがわかります。

2015-01-13_22h56_18A

AUX3,AUX4を使うにはCPPMが必要

で、このAUX3とAUX4はどのように使えば良いのかですが、この件ネット上に余り情報が無くてやっとこの記事に情報を見つけました。

記事によると、CPPMが必要ということです。(CPPMで使えるならSBUSでもOKそうな気がしましたが深追いしてません)

Delta8はCPPM対応&Futaba S-FHSS互換

何とも便利な受信機が見つかりました、これを使うとCPPMもできるし、更にFutabaT10Jも使えます。

[Delta8換装作業] -#1- ワイヤリング

まずは、ワイヤリング作業です、といってもMultiWIiとの接続は3ピンハーネス1本だけです。

Delta8のCPPM/1とMultiWiiのD2/+/-と接続OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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[Delta8換装作業] -#2- T10Jとのバインド

まずは、プロポの電源オン、そしてモードをS-FHSSに変えます。

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次に、Delta8の3-4ピン間、7-8ピン間を付属ショートプラグでショートさせ、F/Sスイッチを楊枝などでつっついたまま電源オン、待つこと数秒で終了。バインド終了後は設定は内部保持されているようなのでショートプラグは2個とも抜いてしまっても構わないです。

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ちなみに、このDelta8はKK Hobbyさんで購入しました。(3373円で買いましたが、今見たらアップしてました、昨今の円安でラジコン関連の可価格は上昇中ですね、今のうちにFrSkyのTaranis9DPlus買っておこうかしら。)

[Delta8換装作業] -#3- MultiWIiファーム更新

最後に、MulitiWiiのファームをCPPM対応に設定を変えて再びダウンロードです。

以下の部分をアンコメントしてコンパイル&ダウンロード。(変更するのはこの1行のみです)2015-01-15_21h47_39

[Delta8換装作業] -#4- 機体組付け

アンテナ線は熱収縮チューブを加熱しないでそのままガイド用に流用して90度になる様に取り付けました。(チューブに差し込んであるだけです)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 Buzzerの搭載

フライト前にはACCキャリブレ、MAGキャリブレは必須ですが、進行状況はMultiWiiボード上のLED(青)で確認できます、しかしフィールド上ではLEDがとても見にくく機体を持ち上げないと良く見れません。(機体を持ち上げたらキャリブレの意味ないですよね)

ということでBuzzerを搭載しました。

実際のモノは秋月で100円でゲットしました。(これです)

これをD8ピンに直結しますが、電流値がちょっと心配だったので5V直結で測定したところ、2.47mAなのでAtmega328PのIOピンスペック(確か20mAmax.)には問題なし。

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[Buzzer搭載作業] -#1- ワイヤリング

Buzzerの+端子をD8ピンに、GND端子を適当なGND端子に接続します。(GNDならどこでも良い、画像ではD12のGND端子に接続)

P1130048_R1A

[Buzzer搭載作業] -#2- MultiWIiファーム更新

例によってconfig.hの編集です、ここでは2箇所あります。

//#define RCAUXPIN8をコメントアウト。pin8はBuzzerの出力端子に使うので、ここでのAUX2入力設定を無効化しておく。

2015-01-15_22h44_20

#define BUZZERをアンコメント

2015-01-15_22h46_07

Buzzerをケースに取付

最後にブザー全体を大きめの熱収縮チューブで包んで配線ペテップルで留めて完了です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これで今回の作業は終了、次はいよいよフライトです。

[発見]MultiWiiファームダウンロード直後のARM不可対策

過去にも数回ありましたが、今回もこの問題に遭遇しました。ネット情報で はファームの上書き更新する前に一度ArduinoIDEのサンプルスケッチeeprom_clearをダウンロード&実行させると良いということで以前 はこれをやってましたが、別の対処方法を発見しましたので書き留めておきます、といってもとても簡単でしてMultiWiiConfに接続し 「RESET」ボタンをクリックするだけです。

尚、このRESETボタンクリックでPID値、フライトモードアサインは初期値に戻るので通常時は事前に値・設定をメモっておくとよいです

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以上