プロポ送信機はFutabaのT10Jを使います。現在T10Jは2台手元にあり、1台はPhantom2用にスロットル・スティックのセンタリング改造してありますが、HJ450には飛行機モードそのままのセンタリング未改造機を使います。
たいした理由ではないのですが、飛行機モードに慣れてしまってるのでスロットルにセンタリングがある方にはなんとなく違和感があります、それに他の自作派の方々はセンタリング無しでやってるみたいなので。
ここでのプロポ設定項目は...
- チャンネルリバース設定
- サブトリム調整
- エンドポイント調整
- AUX1/2のスイッチ・アサイン
- アーミング確認
になります。
MultiWiiConf接続&起動
前回同様、リポバッテリーは接続しない状態でMultiWiiとPCをUSB接続します、そしてMultiWiiConfを起動。
お馴染みの画面になりますが、プロポ調整には画面右上のチャンネル表示部分を使います。(下記画像の赤枠部分)
この状態でプロポ電源オンさせ、スティックを適当に動かすと画面内のバーが動きます。
チャンネルリバース設定
各操舵チャンネルのリバース確認をします。
- スロットルチャンネル:「上」に切るとバー表示が右に動く
- エルロンチャンネル:「右」に切るとバー表示が右に動く
- エレベータチャンネル:「上」に切るとバー表示が右に動く
- ラダーチャンネル:「右」に切るとバー表示が右に動く
になればOKです、バー表示が逆に動くようでしたらプロポのリバース設定で変えます。
エレベータチャンネルを追加でリバース設定にしました。
サブトリム調整
飛行機ですと動翼の舵面を見ながらの調整になるのですが、このMultiWiiの場合はConf画面を見ながらの数値設定だけになります。
両スティックをセンタリングさせたままにしておき、プロポのサブトリム設定画面でConf画面の値が「1500」になる様に設定します。尚、この値ですがPWMのパルス幅のようでして単位はusです、Futabaの場合は1520がデフォルトです。
エンドポイント調整
次は、エンドポイント調整です。各ステックを一杯に切った時の最大値、最小値がそれぞれ2000、1000になる様に調整します。
実際にはピッタリこの値にはならないので若干、内輪の値に設定することになります。例えば1994と1004とかです。
最初は、各値が2000以上、1000以下になる方が良いと思って設定したんですが、Multiwii Beginners Guide to Basic First FlightページのSetting End Pointページに最大値、最小値は内輪になるようにと書いてあったので再設定しました。
T10Jの場合で120%程度の値になるようです。
AUX1/2のスイッチ・アサイン
AUX1/2ではフライトモードの選択をしますが受信機ケーブルの接続でそれぞれCh.5、Ch.6を接続しているので各チャンネルにどのスイッチをアサインするのかをここで行います。
MultiWiiでは3ポジションの検出をするのでプロポの方も3点スイッチをアサインします。T10Jの場合はSwCとSwEが3点スイッチなのでこれらを割り当てました。
- AUX1:Ch.5 — SwC
- AUX2:Ch.6 — SwE
フライトモードの内容については後日、別記事でアップするつもりです。
アーミング確認
一通りの設定が終了したので、アーミングがうまくいくか確認します。着目する点は下記画像の赤枠内のスロットル値です。
注)この場合でもリポバッテリーは接続しないように。
アーミング前
スロットル値=1000
アーミング後
スロットル値=1150にアップしプロペラがアイドリング回転中となる。