Phantom2:メンテ編#7~パワーLED搭載(完成形)プロポでオン・オフ制御~

このパワーLED、結構明るくてPhantom2オリジナルLEDがとても見え難くなってしまいました、そのため離陸前のセンサーキャリブレ、GPS補足の状況確認中はこのパワーLEDをオフさせたままにしておき離陸直前にオンさせるようにしてますが、手動のため少々面倒です。ということでプロポからの操作でLEDのオンオフ制御ができるようにしました。

プロポの送受信機をFutabaT10Jに変えたことで3チャンネル分(Ch8~Ch10)が他の用途に使えるようになりました、そこでパワーLEDのオン・オフ制御にCh9を割り当ててプロポ上で操作できるようにしました。

これで現在までのチャンネル割当ては以下の様になります。

  • Ch1 : エルロン制御
  • Ch2 : エレベータ制御
  • Ch3 : スロットル制御
  • Ch4 : ラダー制御
  • Ch5 : ジンバルチルト(ピッチング軸)制御
  • Ch6 : IOSモード選択(IOSオフ/コースロック/ホームロック)
  • Ch7 : GPSモード選択(GPS/ATTI/FailSafe)
  • Ch8 : 未使用(注)
  • Ch9 : LEDオン・オフ制御—今回、新規割当て
  • Ch10 : 未使用

LED動作:オフ→点滅→全点灯をSWを押すたびに繰り返します。

注)モード[D]に設定したためCh9とCh10しか使えません。(詳細はFutabaT10J取説を読んでください)

 R3008SBのモード変更

デフォルトでは「モードB」になってますがこれを「モードD」に変更します。これはPhantom2の機体制御に既にCh1~Ch7まで割当済でして残りのChを受信機コネクタに出力させるには「モードC」または「モードD」を使うしかないためです。

2014-11-04_22h21_48

受信機Ch9とLED駆動回路をケーブル接続

DSC06936_Redit

  • 配線(白):サーボ信号
  • 配線(青):GND

3ピンのコネクタですがセンター(+5V)は接続しませんのでケーブルは2線の物を作りました。

DSC06948_Reditサーボ信号(白)は基板の中でArduinoマイコンの入力ピンに接続してあります。プログラムにてサーボ信号のパルス幅を検出しLEDのオンオフ制御をします。

プロポのチャンネル割り当て

DSC06951_RCh9にはノーモメンタリー動作のSwHを割り当てました。

実際の操作動画

完成したので室内で確認してみました、大したもんではないのですが一応動画に収めました。

 

電子回路&プログラムは別記事でアップのつもりです。(余力があればですが)

以上